本日、21時39分、♃木星が射手座へ移動します。
ここからは徐々に、木星蠍座期に生まれた新しい自分で、新しい現実を創造する時間へと入っていきます。
まず、重要なことは、これからの約1年が「二極化」の最初のターニングポイントになるということです。
知らない人のために簡単に説明しますと、
これからの時代、幸せな人とそうでない人の差(二極化)が激しくなると言われています。
スピリチュアルでは「アセンション」と言われる事象です。
「二極化」及び「アセンション」について詳しくはこちらをご覧下さい。
獅子座新月の記事でもお話しましたが、この「二極化」に関わる重要な天体が、キロンです。
木星蠍座期のテーマでもあり、この1年しつこくキロンが重要であることをお伝えしてきました。
【木星蠍座期の主な学びのテーマ:自己変容】
- キロン / 傷、病み(闇)、トラウマ、コンプレックス等の自分のネガティブな側面と向き合う
- 自己の確立 / 本当の自分の望みを見つけ出し、それを元に行動する
- 陰陽の統合 / 自分の中と外、両方にある相反するもの全てのバランスを取る
木星蠍座期に取り組んだテーマのクリア状況により、ここからの流れが変わっていきます。
<引き続き学びのステージを継続する方>
♃木星が射手座に入る時間のホロスコープを見ると、♃木星は他の主要天体とイージーアスペクトを形成しません。
☽月と☿水星は「変化」の度数にあり、♃木星とコンジャクション。
感情と思考は煽られ、変化を求める欲求は高まりそうですが、♂火星と♃木星はスクエアになりますので、
動きたいけど動けない、どう動いたらいいかわからない等、焦りが出てきそうです。
☿水星の度数は「子供が大人に手を引かれて、急な階段を一段一段ゆっくり昇っていく」
というイメージですから、焦れば焦るほど身動きが取れない状態になりかねません。
☿水星と♂火星は「教育」を示す度数にあります。
「変化」を達成する為「学び」ながら少しずつ前に進んでいくことになるでしょう。
☽月と☿水星と♃木星は5ハウスにありますので、引き続き個の確立を促されることになります。
自己の確立に関連する記事です。
<ステージのステップアップに入る方>
キロンと月、水星、木星のコンジャクション、ASC、ヴァルナ、ドラゴンヘッドのコンジャクションで
グランドトラインを形成します。
陰陽のバランスを上手く使うことでエネルギーを循環し、
変化に必要なものを引き寄せて、スムーズに行動を起こしていくことが出来ます。
天職やソウルワークと言えるものを見つける為の成長のステージへ入ります。
特にキロンは引力の度数で9ハウスにあります。
9ハウスは射手座の部屋ですから、キロンの状態によって、引き寄せるもの、拡大していくものが変わると言えます。
キロンが傷のままなら、克服を促されるでしょう。
キロンの傷が癒されている人は、同じ傷に苦しむ他者を導くことを促されます。
☿水星の度数には、子供側になるか大人側になるのかの言及が無いんですね。
どちらにも成り得る。
そして子供側も、学んだことをまた人に教えるという教育の循環の度数なのです。
新時代へ向けて、先に進んだ人は次の人に手を伸ばし、
その手を掴んだ人が、また次の人に手を伸ばす。
そうやって、みんなで世界のレベルを引き上げましょうねってことです。
それがアセンション。
ヘリオセントリックのチャートで見ると、
♃木星、キロン、ヴァルナがグランドトラインで恒星アルタイルにカイトです。
ジオセントリックで見ると、♃木星は♂火星とスクエアを形成しているので、行動にブレーキが掛かります。
恒星アルタイルは♂火星と♃木星を足したような影響があると言われており、
ヘリオセントリックではアルタイルにカイトですから、むしろ行動力にアクセルが掛かる様な状態になります。
ジオだけで生きている人とヘリオも使用している人、この辺も二極化を促進する原因になるかと思います。
ヘリオセントリックのエネルギーと、恒星のエネルギーを使うための鍵になる天体が♄土星とキロンです。
恒星アルタイルは鷲座にあり、鷲は高次元との結び付きの象徴です。
アルタイルには前人未踏の高みに人々を導くという意思があります。
アルタイルはホロスコープで言うと水瓶座の2度にあり、2020年のグレートコンジャクションにも絡みます。
♃木星、キロン、ヴァルナ、アルタイルの意志を合わせると、
キロンを克服した人達は、同じように苦しむ人達を前に進める様に、
水瓶座の時代を牽引する係になって下さいということです。
調和の世界を創り出すか、分離の世界を創り出すか。
それは我々次第であり、キロンの癒しの循環に掛かっていると言っても過言ではありません。
そして当然、その宇宙の意思を体現した人に幸運が訪れるということは、言うまでもないでしょう。
今回もしつこくキロンを推していますが、あれだけ星がキロンを強調していた意味がお分り頂けたかと思います。
木星射手座期は、キロンと土星射手座期(2014.12.24~2017.12.20)に取り組んでいたことを軸に学び、
成長する期間となります。
二極化最初の分岐点にはなりますが、まだ波に乗るチャンスは十分にありますので、
焦らずにしっかりと目の前の課題をクリアしていきましょう。
本日1時2分、蠍座で新月を迎えました。
新月の度数は15度。
15度はどのサインも、そのサインの性質がピークになる度数です。
この時間、まだ蠍座にいる♃木星は蠍座の29度、涙の度数と言われる度数にいます。
個人の意思は掻き消され、高次の意思が芽生える。
「空」ですね。
「空」についてはこちらをご覧ください。
上昇(レベルアップ)するためには下降(涙)が必要なんです。
射手座は目標を射抜くサイン。
目標を定めること。
蠍座の学びにしっかりと取り組んだ人は、その目標はもう見えている筈です。
その目標を達成するため、その夢の拡大のために何をしていくべきかを試行錯誤して考える時間でもあります。
射手座の新月頃には、これから取り組むべきものがハッキリとしてくるでしょう。
基本的には、♄土星が射手座にあった期間に取り組んでいたことをベースに拡大させていくことになりますので、
記録を付けている方はよく確認をして、そうでない方はよく思い出して、目標に向けて矢を放つ準備をして下さい。
新月を形成する☽月と☉太陽、♆海王星、♇冥王星、ASCでクレイドル。
高次の意思を受け取り、その為に努力する人に加護がある事を示します。
高次の意思とは、ここまでに説明した、キロンの癒しの循環です。
当然ながら、ベースが作られた上に新しいものが構築されていくのが普通なので、
初めての方にはリンクだらけで読みづらいかと思いますが、
二極化のターニングポイントになる、かなり大切な時期に入りますので、読んでもらえると良いかと思います。
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