時空のエンタングルメント


「5次元」について。

色々な情報が交錯しているので、わたしの感じることも書いておこうと思います。



確かに、未来は既に5次元になっていると感じますが、わたしたちの時間軸ではまだそれは達成されていません。


これはどういう事かと言うと、5次元云々の情報は基本的に高次元の存在からもたらされます。

高次元の存在とコンタクト可能な方達がその情報を広めていく訳ですが、

高次元の存在の言葉をそのまま人間の言葉として聞き取ると、大きな誤解が生まれます。

何故なら彼らは人間ではないから。

時間の感覚というものがありません。



これは、量子力学の量子エンタングルメント(量子もつれ)に関係します。

簡単に説明すると、世界の全てが、本を正せば量子です。

目に見えるもの、目に見えないもの全て。

人間も建物も自然も思考も感情も過去も未来も全てです。

繋がりをもつ量子は、どちらか片方の変化が確認されると、もう片方も同じになるという性質があります。


この性質によって、時間を超越した世界では、未来が変わった瞬間に過去も現在も変わるんです。

(過去が変われば現在と未来も瞬時に変化し、現在が変われば過去と未来も瞬時に変化します。)

そのため、高次元の存在は、未来が変わった瞬間に現在も変わったという認識で

「すでに5次元に入った」と言います。


3次元の世界でも、エネルギーは既に変わっているんですが、

わたしたちがそれを認識するためには、物質化及び現象化されなければならないので、瞬時には変わりません。



この時間のブランクが、今から2020年のグレートコンジャクションまでの時間です。

しかし、グレートコンジャクション以降の世界が5次元になるのかと言ったら正確に説明するとこれも違います。

5次元が投影しやすい領域に入る。という感じでしょうか。

5次元が徐々に現実化し始めますが、個人差があります。



じゃあ何もしなくてもいつかは5次元になるのか?

なります。世界の未来は既にそうなっています。

世界はもう勝手に5次元になります。


しかし、世界が5次元になれば自分も5次元になるかと言うと、この答えはNOです。

完全な5次元世界も、未来にはありますが、わたしは何千年後と予想します。


今のわたしたちは、自分自身を自分で変えていかなければなりません。

自分を5次元まで引き上げ、さらにはそれを3次元へ投影してはじめて個人の5次元世界は完成します。

わたしたちが生きている間は、5次元を投影しやすい世界になるというだけ。

5次元を投影しやすい世界で、5次元を投影し、完全な5次元世界への土台を作る。

それが、今を生きるひとたちの役割です。



2021年以降、具体的に何が変わるのかと言うと、エネルギーです。

今現在は、5次元を投影するための準備のエネルギーが流れています。

2021年からは、5次元を投影するためのエネルギーが流れます。


今までは3次元の世界で、人も3次元を生きていました。

これからは5次元の世界で、人も5次元を生きることを促されます。



5次元に入ると調和するとか分離するとか二極化すると言われていますが、

  1. 5次元を投影出来る世界で自分も5次元を生きる→世界と調和
  2. 5次元を投影出来る世界で自分は3次元を生きる→世界と分離
  3. これを側から見ると、世界が二極化


「5次元に入る」と言う言葉も、正確にはニュアンスが違うと思います。

「5次元に入る」という言葉は、3次元は終了すると捉われがちです。

5次元になっても、3次元がベースとしてあって、消えたり無くなったりする訳ではないので、

正確には3次元にいながら5次元を生きる。

だから、投影なんです。



何事にも言えることなんですが、「どっちか」じゃなくて「どっちも」なんです。


「物質は、物質であると同時に波(エネルギー)である」

これは、量子力学で比較的近年発見された事柄なんですが、

スピリチュアルに免疫のある方からすれば当たり前のことだと思います。


量子力学にしても、「物質は物質」「波は波(エネルギーはエネルギー)」

という考え方しかして来なかったので、ずっと矛盾に苦しんでいた訳ですが、

実験で、物質と波が両方目に見える形で観測されたために、その矛盾を受け入れつつあるようです。



量子力学は科学なので、アプローチの仕方が3次元的で「どちらか」という考え方なのです。

「どちらか」ではなく「どちらも」

量子力学がこの視点を持つことで新しい局面を迎えているように、

この視点を持つことは3次元のパラドクスの解消に繋がります。


360度の視野を持つ。
360度、全方位から物事を観察する。


5次元を投影するために必要な視点です。



5次元に到達するためには、4次元を通過します。

4次元とは、確かに存在するけれど目には見えないものです。

「思考、感情、過去、未来」など。

これらは全て最初に説明したエンタングルメントで繋がっているので、ひとつ変われば全て変わるんです。


自分と向き合う事で、これらを変えていくのです。

そして、ちょっとずつ本当の自分を取り戻す。

それを繰り返して変えていくと、ある段階で5次元へと到達します。



「ありのままでいい」という言葉も誤解を生みます。

ありのままの自分というのは、5次元以上の領域にいる本当の自分のことです。

3次元の自分は、ありのままの自分、本当の自分とは違うのです。

その本当の自分を探すことが、4次元の通過とも言えます。



5次元へ到達し、5次元を3次元へ投影するまでのプロセスを説明していますので興味のある方はどうぞ。