当たり前のことですが、今の自分は過去の自分を含みます。
今を創り出した過去、そこに未来へのヒントがあります。
過去が未来を創る。
それは、ただの精神論ではなく、現実的にしっかりと現れます。
今の年齢は過去の年齢を含む
< 今に影響のある過去の年齢を割り出す >
①2~21の数字を掛け合わせて、自分の年齢になる数を割り出します。
例えば、現在30歳なら5×6、10×3、15×2
30歳に影響のある年齢は、2歳、3歳、5歳、6歳、10歳、15歳になります。
➁①の方法で算出できない年齢の場合
十の位と一の位を分解した数と、それを足した数が、現在に影響する年齢です。
例えば、29歳なら、2+9=11
2歳、9歳、11歳
31歳なら、3+1=4
1歳、3歳、4歳
子供の頃に何か大きな体験をしたことがある方は、現在への影響がわかりやすいかもしれません。
10歳、20歳、30歳で、それぞれ、それまでに馴染んだものから離れることを決意しています。
15歳の象意は社会での自己主張ですが、この時わたしは主張しないことを選択したんですね。
30歳の象意は、自身の個性を、社会へ適応させ、創造力を発揮し、自己実現をはかるです。
この数字の象意に、その数字の倍数において、
弁証法の「テーゼ」「アンチテーゼ」「ジンテーゼ」という概念が加わります。
それぞれの意味は
- 「テーゼ」定義
- 「アンチテーゼ」反対の定義(テーゼの数字を2倍した数)
- 「ジンテーゼ」その統合(テーゼの数字を3倍した数)
15歳(テーゼ)で自分を社会に合わせる生き方を選び、30歳(アンチテーゼ)でそれと反対の生き方を選ぶ。
というのは、これをよく象徴しています。
45歳(ジンテーゼ)では、このどちらをも経験し、新たな生き方を模索することになるのでしょう。
ちなみに、小池氏がおっしゃっていた「アウフヘーベン」は、この3つのさらに上の結論を見出すことです。
これも、ハーモニクス占星術を理解するための下地となります。
良いことも、悪いことも、どちらでもないことも、過去の経験は現在に影響します。
今を形作る過去を知ること、年齢の象意を知ることで、見えてくるものがある。
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