知識とは、理解しているだけでは身に付かない。
何度も知識を実践し、経験を繰り返すことで、体に馴染ませていく。
文字通り、身に、付けるもの。
身に付けた知識は、あらゆる視点をもたらす。
知識が体に馴染むことで、人は変容していく。
天秤座はパートナーシップ、人間関係がフューチャーされがちですが、知恵や知識のサインでもあります。
天秤座のシンボルは「秤(はかり)」
この秤は、正義の女神アストレイアが持つ秤で、善悪をはかる秤と言われています。
善悪をはかる者は、それ相応の知恵と知識を所持していなければなりません。
丁度、裁判官の国民審査も行われていますね。
アウフヘーベン的な考え方をすれば「善や悪」というのはそもそも3次元的な考え方ですから、
本来は物事に良いも悪いもないのですが、それではこの世界は成り立ちません。
言い換えれば、天秤座は「良いも悪いもない」という結論に達するために
知恵や知識を学ぶ領域。
その知識を身に付け、はかることをやめ、次の蠍座で変容を遂げます。
天秤座の後半に位置する月と☉太陽に、蠍座の♃木星と☿水星がコンジャクション
思考の枠を溶かし、自己を拡大させ、変革のエネルギーに繋げる。
月と☉太陽に、射手座の♄土星がトライン△
射手座の土星は「自分を信じること」を促しています。
今まで経験した、あらゆる知恵や知識を総動員して、理想を現実化していくためにパラダイムシフトを起こす。
パラダイムシフトとは、今まで当然だと思っていたことを覆すこと。
ひとは、自分のこと、自分のやりたいことを「良い、悪い」でジャッジされることを恐れますが、
自分の理想の実現に「良し悪し」なんてありません。
天秤座は「善悪」をはかる領域でもあるために、自分をその枠の中へ押し込める傾向もあります。
コミュニケーションスキルが高いと言われる天秤座。
他者との調和を意識するのが得意であるが故に、他者の視線を気にし過ぎることも。
天秤座の学びが佳境を迎えると「善悪」の判断を超え、
他者の視点と自分の視点の両方をバランス良く見ることが出来るようになります。
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