双子座上弦の月ー新しい世界への入国準備とイミグレーション


14日、19時27分、双子座で上弦の月を迎えました。

いつもながら遅くなりすみません。


この上弦の月は、

自分が求めた理想の人生を体現するために「生き方のお引越し」をする様な時間です。


21日には、春分と共に天秤座の満月となり、占星学的に新しい1年のはじまりとなりますが、

「新しい1年」と言うよりは「新しい人生」のはじまりとなるでしょう。



その前に、無意識に蓄積された、古い価値基準を0に戻すこと。

しかしこれは、意識的に出来ることではありません。

現実的な出来事を通し、問題に直面することで、過去の記憶が蘇って来た時に、

過去の自分や過去の状況、環境と今、そして過去から現在までの道程、

こういったものを沈潜し、観察することで、成長している自分を感じ取る。

それが出来た時、無意識に蓄積された負の記憶が浄化されるのです。


「浄化=手放し」について、こちらの記事で詳しく説明していますので、気になる方はご覧下さい。


1月のツイートですが、♇冥王星もドラゴンヘッドもホロスコープ上をゆっくり進みますので、

このアスペクトは今年の10月頃まで続きます。

ドラゴンヘッドとオポジションということは、ドラゴンテイルと♇冥王星がコンジャンクションになります。

ドラゴンテイルはカルマ。

そこに♇冥王星が乗るということは、徹底的なカルマ(テイル)の昇華、そしてダルマ(ヘッド)への移行です。

即ち、今年は誰にとってもけっこうキツイ出来事が相次ぐ可能性が示唆されます(ここまでにも起こっています)が、

それは、新しい世界への入国審査のための浄化と言えます。



♅天王星も牡牛座へ入りましたので、生き方を刷新することが求められます。


生き方の刷新=再誕生・生まれ変わり / re birth / reverse = 反転・逆転


verseには、詩とか韻という意味があります。
reverseをre verseに区切って読むと「繰り返す詩」になる。
わたしは、歌の1番と2番の歌詞みたいなイメージを受けました。
歌詞の1番と2番って、同じ様で少し違うことが多いですよね。
人は螺旋状に成長するので、同じことを繰り返している様で、ちゃんと成長していますが、

その流れを反転、逆転させると、再誕生に至る。



現在、凡そ200年間続いた地の時代が終わりを迎え、風の時代への移行期間です。
地のサインは枠を超えません。
これまでの時代はそういう時代だったので、

意識的にも無意識的にも、本当の自分を閉じ込めて生きてる人が大半だと思います。

個人差はありますが、基本的に全員そうです。
少なからず、自分を閉じ込める切っ掛けになった何かが、人生を振り返ると必ずあるはずです。


その時、自分を閉じ込める(自分を偽る)、無理をすることで何を得たかったのか?

思い出してください。

自分を偽って手に入れようとしても、本質的には手に入りません。

なので、原点に戻り、自分を偽ること無く、その時とは全く違うアプローチ(その時と真逆のことをやること)で、

その時得たかったものを得るためのチャレンジが、これからの時代です。

ですから、これまで繰り返してきた意識を反転させるくらいの意識改革が必要になります。


風のサインは枠を超えることを促すサインです。
自分の枠を超える=自分の限界(自分で作った限界)を超える=自分自身で作り上げた常識(自分ルール)を超える

自分で「自分」と認識している自分像の枠を取り払い、今までと、全く違う自分になる。

自分を偽ることで、無意識に貼り付けてしまった「虚像のわたし」を剥がすこと。

それは、本当の自分に戻ること。



真に能力の優れた人物というのは、自分の限界を知っていると言います。
それは、言い換えれば
「自分の限界まで能力を引き出し使った者しか、真の限界を知ることが出来ない」
という事であり、その限界を知り、その先に行く為の能力を高めた人こそが、成功を掴む人であると言える。



今、ここからはじまるのは、

限界と言うボーダーラインを超え、

ゼロ(空)から創造される、

全く新しい未来である。