小惑星には神様の名前が付けられたものが多く存在しており、 その名が付けられた小惑星には、
その神の性質が投影されます。
ヴァルナとミトラ(ミスラ)は共に宇宙の秩序や人類の倫理を司る天空神や司法神(最高神、始源神)であり、
契約の神です。
ヴァルナは契約の履行を監視し、ミトラは契約を祝福します。
ヴァルナとミトラは表裏一体。統合の象徴です。
ヴァルナとミトラのコンジャンクションは(天地)統合への軌道修正を表します。
ヴァルナ神は時代と共に地位が下がり、バアル(悪魔と言われている)と同一視されます。
バアル・ルナ(月)でヴァルナ。
天空神から月へ、司法神から悪魔へと移り変わっていきます。
バアルの象徴が「牛」なので、ヴァルナも「牛」と結び付けられます。
ミトラ神は巳虎申(みとらしん)であり、ヘビとトラとサルです。
これらを統合させた妖怪が「鵺(ぬえ)」
胴体は「虎」で描かれることが多いようです。
ここで先日の記事と繋がります。
不動四元素のグランドクロス。
「鵺」は東洋の「スフィンクス」です。
子から数えて3番目が寅、6番目が巳、9番目が申。
369=みろく=弥勒
ミトラは弥勒(救世主)でもあります。
このヴァルナ(牛=丑)とミトラ(虎=寅)の間はウシトラ(丑寅=艮)の方角、北東は鬼門です。
鬼門は、鬼が来る道として忌み嫌われてきました。
冥界へ通じる道のようなもの。
占星術の黄道十二宮で見ても、北東の鬼門には蠍座の冥王星があります。
冥王星は、あの世とこの世を繋ぐ、太陽系と他の銀河系を繋ぐ天体です。
ヴァルナが鬼で、ミトラは救世主ですから、ミトラが鬼の道(鬼道=軌道)を修正するんです。
鬼退治ではダメです。
それでは二極が終わらないから。
鬼を、救う。
ミトラが蠍座、ヴァルナは牡牛座です。
これはオポジションの関係性で、地球星座に当たります。
太陽星座の反対の位置が地球星座です。
地球星座=ヘリオセントリック=太陽回帰=恒星意識=銀河意識
詳しく知りたい方はこの辺を見てみて下さい。
ヴァルナとミトラの統合=太陽星座と地球星座の統合
つまり、次元上昇して弥勒の世を生きるには、太陽星座と地球星座の統合が必要であり、
言い換えれば鬼の道を通らねば回帰出来ませんよってことです。
太陽星座の挫折からの地球星座取り込みの過程が鬼道です。
この過程は結構キツイです。
ヴァルナとミトラのコンジャンクションは、魂が望む場所、約束の地、弥勒の世。
言い方は何でもいいけど、本当の自分が辿り着きたい場所への軌道修正が入るポイントです。
ミトラの公転周期は3年ちょっとなので、
トランシットでヴァルナとミトラがコンジャンクションすること自体は珍しいものではないです。
このヴァルナとミトラのコンジャンクションは、1999年にも起こりました。
この年は、わたしのネイタル(以下N)のヴァルナにトランシット(以下T)のミトラが合
NミトラにTドラゴンヘッドが合というタイミングの年。
さらに、四元素のグランドクロス、獅子座の日食の影響を受け12歳で強烈なシフトチェンジを求められました。
15歳で「変わる」ことを決意ーNヴァルナにTミトラが合
16歳、高校中退ーNドラゴンにTミトラが合
18歳、専門学校入学を入学直前に辞めるーNヴァルナにTミトラが合
その後20代半ば過ぎまで碌でもない恋愛を繰り返していた記憶しかないですが(笑
いい加減にしなさいと再び強制シフトチェンジを喰らった時、
MCにTヴァルナが合、NドラゴンにTミトラが合でした。
特に影響を感じるのは、Nヴァルナ、ミトラ、ドラゴンヘッド、アングルに
Tヴァルナ、ミトラ、ドラゴンヘッドが乗る時です。
ヴァルナの公転周期は280年で冥王星よりも長いですから、
NミトラとTヴァルナのコンジャンクションは、経験する人とそうでない人が出てきます。
作用としては冥王星に似た作用です。
ミトラの象意には祝福がありますが、契約の神なので、
契約(魂の望み)に沿った生き方をしていれば祝福されますが、
そうでない時は、約束を果たすための課題みたいなものを投げ込まれたり、
大きなシフトチェンジが起こったりします。
今現在、丁度わたしのNヴァルナにTミトラが乗っています。
散々シフトチェンジを促されてきましたが、今回のシフトチェンジは、良い意味で、大きなものになっています。
苦節19年(笑 やっと軌道に乗れたようです。
ヴァルナとミトラ(ミスラ)の出し方・読み方についてはこちらの記事をご覧ください。
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