牡羊座下弦の月ー自分の内にある創造力を信じる


本日、16時50分、牡羊座で下弦の月を迎えました。


月が《火》のグランドトライン、☉太陽が《水》のグランドトライン、ふたつのグランドトラインが作られます。

グランドトラインは調和。スムーズに物事が運ぶと言われるアスペクトです。



☉太陽が作る《水》のグランドトラインは、自らの内に湧き上がる創造性に身を委ねることを可能にします。

☉太陽には恒星シリウスがコンジャクション。

「個人の意思を超えた先にあるもの」に身を委ねることで大きな力が手に入る。

「個人の意思を超えた先にあるもの」とは、魂意識のことです。

魂意識は、潜在意識の奥底にあります。

水は、潜在意識を表します。この水のグランドトラインが、

潜在意識の奥にある「個人の意思を超えた先にあるもの=魂意識」を浮かび上がらせます。



「個人の意思を超えた先にあるもの」は、文字通り個人(自分)の意思を超えたものなので、

自分の願望とは結び付いていない場合もあります。

なのでちょっと気付き難いのです。


だから昨年末から星は「実現可能な範囲の理想ではなく、実現不可能にも思える夢を描きなさい」と言っています。


残念ながら、殆どのひとは自分の願望と魂の望みが一致していません。

一致していればズムーズに事が運びますが、一致していないと望みは叶いにくいのです。


魂意識に到達するまでの流れを以前詳しく書きましたので、興味がある方はこちらをどうぞ。


今現在、星は、人が魂意識へと回帰出来るような流れを作ってくれています。

それを主に遂行するのが蠍座の♃木星です。

現在逆行中の♃木星は、7月11日には順行に戻り、11月には射手座に入りますので、最後の大仕事と言ったところ。

キツイ状態の人はけっこうキツイと思います。



《水》のグランドトラインが、

潜在意識の奥にある「個人の意思を超えた先にあるもの=魂意識」を浮かび上がらせ、

そして、月が作る《火》のグランドトラインが、創造する力に行動力を与え、形にしようとします。

ここで言う"創造"とは、全ての創造です。

何かの作品を創ることは勿論、仕事を創ることや人生を創ること。"創ること"に関する全てです。


しかし、牡羊座の月は、同時に警告を発します。

物事が上手く進んで行かない場合は、「学ぶべき何か、気付くべき何か」があるということ。



スムーズに行く人は、向かうべき場所への一本道。

行き詰っている人は八方塞がり。

でもその八方の塞がった空間にも道はある。

その道は、目で見ようとしても見えないだろう。

頭で考えてもどこにあるかはわからないだろう。


進むべき道とは感じるものだ。



昨年の冬至に、しっかりと自分と向き合ってきたひと、向き合って来なかったひと。

 ここから大きく差が出始めます。と書きました。

それから約半年を経て、人により差が出る星の配置になっています。


グランドクロスやTスクエアも引き続き複数作られているので、まだまだ葛藤は続きますが、

自らの内にある創造性を信じ、乗り越えましょう。