21日、1時15分、☉太陽が牡羊座に入り、春分を迎えます。
牡羊座に入った☉太陽に、魚座の後半に滞在するキロンがコンジャクション。
キロンの象意は「傷と癒し」
太陽である自分自身というアイデンティティーの傷の癒しがテーマとなってきます。
自己再生。
キロンが魚座に入ったのは7年前の2011年。
この7年間、わたしたちは本当の自分自身へと還ることを促され続けました。
現在魚座の後半にいるキロンは、4月17日に牡羊座に入り、逆行を経て、2019年2月18日に正式に移動します。
キロンが牡羊座に入ると、アイデンティティーの確立を促されます。
「本当の自分自身」という真の自己を顕現させていく7年になります。
春分時のホロスコープでは魚座の28度。
これまでに培った経験やスキルを元に、新たな可能性を育てる度数。
ASCには♂火星がコンジャクションしており、新たな可能性に挑戦していく力を与えてくれています。
が、ASC×♂火星とキロン×☉太陽がスクエアなので、自分を押し出していくことに難しさを感じるかもしれません。
長期的に見れば7年、短期的に見ても1年間で取り組むべきテーマですから、
難しさを感じて当然と言えば当然なので、早く形にしようと焦らなくても大丈夫です。
ハードアスペクトは結果的に物事を安定させますし、
自分の可能性を広げるチャンスです。
キロンの傷も乗り越えると大きな力になります。
ASCには山羊座の♄土星もコンジャクションしており、アイデンティティーの確立を後押しすると共に
これらの宇宙からの挑戦状にチャレンジすることは、社会的な成功の礎となっていくでしょう。
魚座は12星座最後の星座で、牡羊座は12星座最初の星座です。
魚座から牡羊座への流れは死から再生の輪廻を表します。
再生を果たし、生まれたばかりのわたしたちには、今、確かなものが何もないような状態です。
あるのは情熱(想い)だけ。
その想いの先に何があるのかを確かめるために、
その想いの先の確かなものを掴むために、
情熱の糸を手繰り寄せる。
「傷」という響きが嫌で、「壁」と呼んでいたのですが、「鍵」と呼ぶことにしました。
自分のキロンを知ることも、重要な「鍵」となるでしょう。
0コメント