25日、7時20分、牡牛座で上弦の月を迎えます。
今回の上弦の月、月よりも主役はドラゴンヘッドです。
ドラゴンヘッドがDCとコンジャクション
ほぼほぼシングルトンと言っても差し支えない配置に加え、主要天体とノーアスペクトなので、
このドラゴンヘッドの意味合いが大きく強調されます。
ドラゴンヘッドの解釈は主に過去世と言われていますが、わたしの解釈としては、
「過去・現在・未来」を統合するもの、「空」にあたるものだと思っています。
ドラゴンヘッドは月の軌道と太陽の軌道が交わる場所。
目に見えない陰陽統合のポイント。
天体ではないので、占星術に使われる主要感受点で、唯一実体がありません。
にも関わらず、影響力としては冥王星以上です。
「過去を変え、現在を知り、未来を創る」
そのための感受点がドラゴンヘッドだと思います。
このドラゴンヘッドが、DCとコンジャクション
DCは、6ハウスと7ハウスの境目に当たります。
1〜6ハウスまでは個人の領域、7~12ハウスは他者と関わる領域なので、
DCは、他者との繋がりのはじまり、そして個人の完成を意味します。
ウロボロスの完成です。
ウロボロスには、始原、循環、永続、無限、完全などの意味があります。
ドラゴンと蛇、六芒星に主要7天体、この全てが統合の意味を表しています。
蛇はドラゴンと同一視されますが、実際には=ではなく≒です。
蛇の進化系がドラゴンですね。
上の画像でも、1ハウス~6ハウスの個人の領域が蛇で、
7ハウス~12ハウスの他者と関わる領域がドラゴンになっています。
蛇は翼を得て空を飛び、広い世界を手に入れるのです。
完全な個の完成
完成した自分を他者と繋げ、5次元の現実化へ
・月は牡牛座4度にあり、幸運な発展を示す度数
・山羊座の☿水星と♇冥王星のコンジャクション、魚座のキロン、蠍座の♃木星による小三角形は、
いずれも、変化を起こすことを意味する度数
現実可能も不可能も飛び越えて、夢を実現しようとする配置。
内なるドラゴン(ウロボロス)の目醒めの時。
ドラゴン=龍とは、簡単に言えばエネルギーのことです。
そのエネルギーが自分の所へ戻り、また他者や世の中へ。
幸福の連鎖を産むエネルギーです。
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