28日、12時38分、蠍座で新月を迎えました。
蟹座下弦の月(前回の記事)でお話した、水瓶座の時代に向けてキャリアを作り変えていくこと。
「そのために、何をするか」というのが今回の新月のエネルギーです。
自身の才能というアイデンティティーと向き合い、個性を強化していくこと。
自分の中の"人と違う部分"を解放し、才能を目覚めさせることで、
今までのキャリアを塗り替える準備をする。
☉太陽は蠍座の4度にあって、スピリチュアルに寄せた解釈をすると、
地に堕ちた蠍が鷲に戻るためのイニシエーションを意味します。
それを現実的に解釈すると、「本来の自分が持っている才能を引き出すこと」です。
蠍座4度は若者が儀式で火の灯った蝋燭を運ぶイメージのシンボルです。
このサビアンシンボルはなかなか解釈が難しいところなんですが、主役が蝋燭を運ぶとは考えにくいので、
この若者は恐らく儀式の当事者ではありません。従者のような儀式の進行を手伝う立場です。
そして当事者であれば儀式を受けるのは1回でしょう。
でもこの若者はお手伝いですから、儀式を一番近い場所で何度も体験し、またよく観察出来る立場にあるのです。
つまり、体験の蓄積と洞察力。
では、この体験の蓄積と洞察力がどう才能を引き出すことに結び付くかということですが、
まずは才能・個性・創造力をそれぞれに分析しなければなりません。
これは、サインによって強弱はあるものの、皆持っているものです。
個性が強ければいいという訳でもなく、個性的なだけでは才能とは直結しません。
(タレント等、個人のキャラクターを武器にする場合は個性だけで才能になる場合もあります)
この個性(才能のカケラ)を如何に才能として完成させるか。
ここに創造力を必要とします。
自分が先天的に持っているものを引き出し、繋ぎ合わせて新たに生み出す。
人生に差が出るのは先天的な個性や才能ではなく、
才能を生み出すために何をするかという後天的なところであり、
それが創造力だということ。
才能がある(ように見える)人は才能があるから才能があるように見えるんじゃなくて、
自ら才能を引き出すための行動を(無意識的にも意識的にも)しているから才能があるように見えるんです。
(極一部の本気の天才を除いて)
大半は自分の才能を引き出す努力が才能になるだけ。
アスリートなんかはその最たるもので、才能があるから全然トレーニングしないなんてことは無いと思います。
トレーニングするから才能が引き出される訳です。
体験しても、知識と体験を結び付ける洞察力が無ければ「気付き」が起こらず、
結局は知識を才能と結び付けることが出来ない。ということです。
知識は体験と洞察(本質的な理解と気付き)によってのみ
真の知識(創造性)たり得る。
蠍座4度・9ハウスの☉太陽は、牡牛座4度・3ハウスの天王星とオポジションです。
3ハウスは思考や知識を表すハウスですが、思考や知識は創造性の元になるものなので、
わたしは創造力も3ハウスに入ると思っています。これを読み解くと、
体験の蓄積と洞察力の強化によって自身の能力を高め、創造力に変革を起こすことです。
単に情報をインプットするだけでは個性や才能は発揮出来ないので、
創造力(自分の才能を生み出す力)を強化しましょう。という意味かな、と思います。
体験の蓄積は文字通りで「とりあえずやってみることが重要」だと、成功者が良く言うのはこの為でしょう。
失敗しても、その体験が重要なのです。
その知識は正しいのか、または通用するものなのか、それを実際に確かめる必要があるのです。
まぁ、とは言えやっぱりスーパーキッズ的な子供って金持ちの子だし、
才能発揮してる人って大概やっぱり家柄が良い(だから学歴もある)よねって思いますけどね!
でもだからこそ、だと思うんですよね。
成そうとするものごとが(自分にとって)大きければ大きいほど戦術が必要になります。
家柄とかお金とか学歴とか人脈とか、そういう武器とか戦力になるベースが無いなら頭使って努力するしかない。
占術の方はみなさん少なからず心得ているでしょうから、必要なのは戦術ですね。
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