本日、13時33分、魚座で満月を迎えました。
魂の純粋な想いに接続される満月です。
こうしたい・こうなりたいという希望(願い)が見えるでしょう。
自分に制限を掛けているひとは、もうこんなのやだ!という抑圧された感情の爆発として表れるかもしれません。
でもその願いは、多分簡単に手の届く(様に見える)場所には無いと思います。
何故ならそれは、自分をステップアップさせるために魂が見せる願いだからです。
多くの人は、今の現実と掛け離れた過ぎた夢は"夢"ではなく"妄想"と解釈します。
でも、魂の願いって現実とは掛け離れたところにあるのですよ。
魂の夢を司るのは♆海王星。♆海王星は肉眼で見ることの出来ない遠い場所にある星です。
♆海王星はそれこそ妄想とかドラッグなんかとも結び付けられてしまいますが、
この妄想に近い夢を現実にする(不可能を可能にする)力をくれるのが♇冥王星。
この満月は☽月と♆海王星がコンジャンクションしているので、
遠い、普段は見えないところにある夢が月を通して見えやすいです。
そしてこの満月を、♄土星と♇冥王星が調停しています。
自分の欲求を受け入れて、
その願いを叶えるために自分を高めることで主体性・能動性を再生させ
意志を以って、どう生きたいのか、何を達成したいのかを考え、人生を組み立て直す
これから♄土星と♇冥王星が徐々に近付いて、そこに♃木星が重なります。
♄土星も♇冥王星も、自分の意志とか目標とか、そういったものが無いと扱いづらい天体です。
♄土星は目標を達成する努力を促し、♇冥王星は理想と現実のギャップを埋めることを促す天体だからです。
「夢や目標が無い」というのは、無いのではなく「見えていない」だけです。
ホロスコープには夢も課題も山盛りなので、
占星術的に見れば、本来それが「無い」というのはあり得ないのです。
忘れてるか、避けてる。
それを思い出させたり、向き合わせるために、キツイ現実を見せて「こんな自分ではダメだ、変わらなきゃ」とか
「どうすればこの状況を改善できるだろう」というところに持って行って、
人生の軌道修正を掛けてくるのが♄土星や♇冥王星なので、これらの天体は厳しく感じられる訳です。
自分の意志や目標が明確な人は、
♄土星と♇冥王星を使えば(徹底的な努力で)確実にステップアップしていけるでしょう。
但し、♇冥王星は魂の夢しか応援してくれないので、
目標があっても魂の願いとのズレがあると、修正を余儀なくされることもあります。
(昨今、努力しないブームが来てますが、占星術的に見て、個人天体の範囲で生きるなら努力は必要ないと思います。でも使命とか魂の目的とか、本当の自分とか、そういうものがあるのは宇宙天体の領域です。「努力」を意味する♄土星は、個人天体と宇宙天体の間にあります。つまり、そういうものを見つけることには「努力」が必要なのです。努力とは、やりたいことや好きなことのために頑張ることであり、やりたくないことを無理してやることではありません。努力(♄土星)をして変化(♅天王星)を起こすことでイメージの世界(♆海王星)が現実になり不可能は可能になる(♇冥王星)と知る。)
射手座木星期が「二極化」の最初のターニングポイントになるというお話もしてきましたが、山羊座木星期(2019年12月~)は♄土星と♇冥王星の使い方が鍵になってくると思います。
「自分の気持ちに素直になって、やりたいことのために目標を持って自分を高めましょう」
という流れの中にあります。
そしてこれが、2021年から水瓶座の時代が本格化した時に、
「好きなことで自由に生きる」を実現するための下地になります。
たまたま通りすがったブログで「楽をするためならどんな努力でもする」って書いてあって、「そうそう、これこれ」って思いました。
0コメント