乙女座新月ー"人に分け与えられるもの"を探す


30日、19時37分、乙女座で新月を迎えました。


双子座下弦の月で”改善点”を見出しました。

この乙女座の新月では、それを元に”取り組むべきこと”を明確にしていきます。


♀金星、♃木星、♆海王星でTスクエア

自分自身の持っているものを向上させて、人に与えることの出来る自分に生まれ変わる

現在☉太陽は乙女座にあり、次の天秤座からは「人に(分け)与える」そこから世界が創られて行くので、

人に与えられるものを見つけることが促されます。


例として、さんまさんが分かりやすいかなと思いました。

ホロスコープを見なくても、間違いなくおしゃべりが好きな方ですよね。

一応見てみると、やはり♀金星が双子座にあり、☿水星と合でした。

そのおしゃべりで、人を喜ばせる。

これが、「自分の持っている豊かさを人に与える」ということ。

人には与えるけれど、自分も好きなことをする訳なので、与えれば与えただけ自分にも豊かさが返って来る。

わたしはこれが6ハウス(乙女座の領域)の本質だと思っています。

そしてこの流れは、地のグランドトラインの流れと一致します。

2ハウス牡牛座、6ハウス乙女座、10ハウス山羊座で地のグランドトラインになります。

2自分の才能(2ハウス)を分け与えた時(6ハウス)、それが社会的成功(10ハウス)に繋がる。

この地のグランドトラインがこの新月と共に形成されています。



☽月と☉太陽、♅天王星、MCでグランドトライン

自分を表現し、人に与えることが自分の豊かさに変革をもたらすので、

自分のエネルギーを向ける矛先を見つけることに意欲的に取り組む

☽月と☉太陽、キロンがクインカンクス

これらが、自分のアイデンティティーを確立するための力となります。


6ハウスは一方的であってはいけません。

「決めてからやる」んじゃなくて、「やってから決める」

「これを仕事にする」ってやることを決めてやる前に、やりたいことをとりあえず表現してみる。

それはひとつじゃなくていい。

やりたいことは全部やる。⇐ここ獅子座

それを受け取ってくれる人が現れて、共感してくれたり、感謝してくれたりすることで、

表現することに意味や価値が生まれる。⇐ここ乙女座

これが次の天秤座で人との繋がりを生み出す。

自己表現に意味や価値が生まれることで、それが仕事になったり、アイデンティティーになっていく。


これは、わたし自身も大いに失敗を繰り返したポイントです。

やっぱり、やりたいことが明確だと、どうしてもそれを達成したいって思う。

でも、それはエゴなのです。

アイデンティティーにするのなら、自由にやればいい。

でも、それを仕事にしたいのであれば、人様が働いて稼いだお金を頂くわけなので、

「人に求められること」や「人の役に立つこと」でなければならない。


これは知識としては頭にありましたが、腑に落ちたのは占星術に出会ってからです。

「やりたいことをやる」と「人の役に立つ」は相容れない感じがして、

わたし的にはなかなか理解するのが難しかったです。

それまでやってきたこと、やりたかったことは占星術とは全く違うことでした。


やりたいことがわからない人は、とりあえずやる。

色々やれば、そこに意味が付いて来るものが見つかるから。

鶴瓶さんも言ってましたね「仕事にしよう思って(趣味を)やらん方がええで」って。


仕事にしようと思って仕事に結び付く人もいます。それは、ビジネスだから。

ビジネスは需要ありき。

そもそも求められているもの・今後求められるであろうものを提供するのがビジネスです。

自分の好きなことを仕事にするという考え方とはちょっと違う。

つまり、好きなことが仕事に結び付かない一番の原因は「需要」

「需要と供給」が一致したときに、お金が動くのです。

だから、自分の持ってるものの中で、どれが需要に結び付くのかを色んなことに挑戦して見つけ出すこと

需要を発生させるべく、自分の持っているものを磨くこと。


好きなことを仕事にしたいなら、提供するものを自分で決めるのではなく、人に決めてもらう。

人に分け与えられるものを見つけるために、自分を表現する。