今朝、デザイナーズベイビー関連の報道をニュースで見かけました。
ゲノム編集。人の遺伝子操作。
水面下では既に問題になっていた事ですが、朝のニュースで報道されるほど公にはなっていなかったと思います。
こちらの記事で、人工知能の次は遺伝子ですと書きましたが、予想以上に公に出始めるのが早いなという印象。
恐らくエリスの影響なんじゃないかな、とホロスコープを確認。
まず、エリスの説明を。
準惑星エリス(136199 Eris)
※小惑星エリス(11980 Elis)とは別の天体。
準惑星エリスは、♇冥王星が惑星から外された原因となった天体です。
♇冥王星と同じくらいの大きさである準惑星エリスの発見により、この大きさの天体を惑星とすると、
今後、惑星が乱立する可能性が出てきた訳です。
そこで、冥王星は準惑星に落とされました。
エリスの名は、ギリシャ神話における不和と争いの女神の名。
女神ティティスとペレーウスの結婚式に招かれなかった腹いせに、
「最も美しい女神に」と記した黄金の林檎を宴の場に投げ入れ、
ヘーラー、アテーナー、アプロディーテー3女神の争いを惹起し、
パリスによる裁定(パリスの審判)を仰ぐことになり、トロイア戦争の遠因を作った。
引用:wikipedia
準惑星エリスの発見により、天文学にもたらされた惑星の定義をめぐる論争と、
神話でエリスが引き起こした争いを関連付けて命名されました。
わたしは、この黄金の林檎を、問題提起であると考えます。
神話における林檎は、知恵の象徴でもあります。
エリスは現在、牡羊座にあります。
エリスは、単純に不和や争いをもたらすだけではなく、そこには「新しい何か」が存在しているのです。
変化を求めない者には、エリスは争いをもたらすだけの悪者に見えるだろう。
「新しい何か」に気付く者は、エリスがもたらす不和と向き合い、調和へ変化させるだろう。
上にリンクを貼った記事で、わたしが遺伝子操作が普及すると予測した2040年のグレートコンジャクション時、
牡羊座の後半でエリスは、調和と平和、理解をもたらすパラスとコンジャクション。
その後、エリスは牡牛座に入ります。
牡牛座。所有のエリア。
人の身体は、人間の所有物である。
遺伝子操作を受け入れた上で、命をどう扱うか、に問題提起が起こるだろう。
牡牛座のエリスは、人工知能の人権問題にも関わってくるかもしれない。
既に「Sophia(ソフィア)」というロボットに人権が与えられた例があります。
限りなく人に近づいた機械は、果たして物なのか、命なのか。
ソフィアは叡智を意味し、philosophy(フィロソフィー)哲学の語源です。
そのソフィアの名が付いたロボットが、哲学的な林檎(問題提起)を放り込むとは。
世界は皮肉な程に出来過ぎていると時々思う。
エリスの公転周期はおよそ560年で楕円形の軌道なので、エリスは牡牛座に約100年程滞在します。
エリスが双子座に入るのは2150年頃。
その頃には、量子コンピュータがひとりに一台当たり前かもしれない。
量子スマホかもしれない。
いや、量子マイクロチップが埋め込まれてる?
※量子コンピュータとは、従来のスーパーコンピュータで数千年掛かる計算を数十秒でこなすコンピュータ。
SFと言われたこのコンピュータが来年Googleに投入されるとかなんとか。
まだ詳しく調べてないのですが、少なくともGoogleが量子コンピュータの実用化を目指しているのは確かです。
今朝のホロスコープを見ると、♀金星、♇冥王星、エリス、ドラゴンヘッドがグランドクロス。
新しい好奇心(3Hー生命のデザイン、それは神の領域)の探求(9H)と、倫理観(1-7対人ハウスライン)が交錯する。
エリスは欲求の充足が完成の域に達し、限界を超えて新しいものを生み出す度数
ドラゴンヘッドはインディアンの女性が仲間に白人の恋人を紹介するという度数で、
相反し、脅威にも成り得るものを受け入れ、積極的に変容する様を象徴する。
♀金星と♇冥王星の意図も加味すれば、積極的に変化を受け入れる方向へ強制的に放り込まれる。
即ち、新しい技術をどう受け入れるか、受け入れることは既に決まっていて(星と世相を読んで感じることです)、
その技術をどう使うかに問題提起が起こっていると言える。
神話の中で、黄金の林檎は、不死の象徴でもある。
知恵と命の林檎が意味するところは、
知恵を持って命(不死)と向き合え。
果たしてそれは、蜜の詰まったリンゴか。
毒のリンゴか。
多分、いつか人は不死を手に入れるんだろう。
いつになるかはわからないけど、そう遠くはないんじゃないかと思う。
エリスが牡牛座にいる100年の間かもしれない。
もしも、人が不死を手に入れたら、アダムとイブの神話は書き換わるだろう。
善悪の知識の木の実ではなく、命の木(不死)の実を食べたと。
天地創造は終わっていない、特に人間については
終わっていない
アドルフ・ヒトラー
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