前回の記事の補足になります。
行動には、受動的行動と能動的行動があります。
【受動的行動】とは、直感やインスピレーションを受けて起こす行動や、流れに合わせて起こす行動。
感情的行動。右脳的行動、女性的行動、陰(-)。
静。休む。受け取る。
【能動的行動】とは、頭で考えて起こす行動や、流れに逆らって起こす行動のこと。
思考的行動、左脳的行動、男性的行動、陽(+)。
動。頑張る、努力。
どちらが良い悪いではなく、状況に応じてどちらも使うこと。
物事を動かすためには陰陽(-+)のエネルギーを循環させることが大切です。
占星術における1年のはじまりは春分ですが、春分は現実的な始まりです。
潜在的な始まりは冬至になります。
1.[冬至]新しいバージョン(成長プログラム)を潜在意識へダウンロード
魂意識からの情報を潜在意識に受け取ります。
春に向けて整える時期。
受動的行動(--)
2.[春分]潜在意識のアップデートを顕在意識へインストール
魂意識からの情報が、潜在意識を通して実際に使える状態まで顕在意識へ落とし込まれます。
潜在意識からのインスピレーション、直感を受け取って行動を始める。
ワクワクから行動を始めるのも、この段階です。
受動的行動は自然と能動的行動へと変化していきます。
受動的行動から能動的行動へ(-+)
3.[夏至]顕在意識にダウンロードしたものを実際に使っての調整
春分にワクワクを受け取って行動を始めますが、ここで乗り越えるべき壁が見えてきます。
不安や怖れも出やすい時。
それを努力して乗り越える限界突破ポイント。
能動的行動(++)
毎年4月〜10月頃まで♇冥王星が逆行します。
冬至に受け取った魂意識に沿わないものは壊され、真実が創造されます。
4.[秋分]バージョンアップ(成長)の完成
限界を突破すると、能動的行動はピークを迎えます。
ここまでに起こした行動の結果を受け取り、新しいサイクルへ向けた準備。
能動的行動から受動的行動へ(+-)
ここでは1年のエネルギーサイクルに例えて説明しましたが、行動を起こす時は全てこの流れが当て嵌ります。
最初の行動は受動的行動から行動を起こす方が理想的です。
直感やインスピレーションは潜在意識や魂意識と結びついているからです。
直感やインスピレーションが分からないという方は、考え過ぎていたり、動き過ぎで能動過多の可能性があります。
感情が何かに振り回され過ぎるのも「感情が動き過ぎ」で能動過多です。
直感やインスピレーションは自分の内側からやって来るもの。
頭や心を静かな状態にしなければなりません。
ひとりの時間やゆっくり過ごすということを取り入れて下さい。
瞑想とか出来る方は、瞑想するのも良いと思います。
当然、能動的行動から行動を起こすこともあります。
夕飯のおかずからから転職まで、様々なことを「どうしようか考えて」動きます。
しかし、物事が大きければ大きい程、考えて行動してもスムーズに進みません。
そして、良い考えが浮かばなかったり、上手くいかなくて諦めかけた時、
考えたり行動することに疲れ果てた時にアイデアが浮かんだりするのです。
これは能動過多のため、強制的に受動的行動を促されているということです。
そして結局、受動的行動から行動をスタートさせることになります。
「探し物は探している時には見つからない」の法則です。
よく芸能人が「これで売れなかったら諦めようと思っていた」みたいなことを言っているのを聞きませんか?
売れようと必死になって「頑張る」ことで能動過多でエネルギーが循環していない状態だった訳です。
「諦め」の気持ちが出てきたことで、+と-受動と能動、陰陽のバランスが取れ、エネルギーが動いたということ。
受動的行動は、次第に能動的行動に変化していきます。
受動的行動(直観・インスピレーション)には継続力がありませんので、それを能動的行動が引き継ぎます。
この変化は意識しなくても勝手にそうなります。
能動タイプは徐々に調子が上がっていく段階でもあります。
が、それ故に能動的行動が過剰になる傾向が出てきます。
受動タイプは能動的行動が苦手な傾向があるので、逆に調子が下がっていくのを感じ、能動的行動を止めてしまう。
どちらにしてもエネルギーバランスを欠きますので、物事が動き難くなります。
受動過多の場合は止まっている状態が過剰なので、当然エネルギーは循環しようがありません。
♄土星や♇冥王星の負の影響を受けやすくなります。
動かざるを得ない状況に追い込まれる。
能動過多の場合は、行き詰まりを感じたら早めに行動を休み、考えるのも止める。
それが、返って物事を早く動かすことに繋がります。
でないと、休まざるを得ない状況に追い込まれます。
エネルギーを循環させるのは、陰陽のバランスです。
ひとは、物事を動かす時にこのサイクルを繰り返します。
状況を変えよう、物事を動かそうとする時には当然、動く、働き掛ける事を考えます。
しかし、このサイクルを知らないと、物事を動かす時に能動的行動を過剰に起こしがちになります。
そして、なかなか動かない物事変わらない状況を更に無理に動かそうとして、
エネルギーを無駄に消費してしまうのです。
陽のエネルギーを消費した分、陰のエネルギーチャージが必要になりますから、
休む時間もたくさん取らなければならなくなり、結果物事を動かすのに無駄に時間が掛かってしまいます。
簡単に言えば「疲れたら休む!休んだら頑張る!オンオフを切り替える」
ただそれだけのことなんですが、やはり偏るのが人間なんですね。
日本人は働き過ぎの国民でもありますから、意外とこれが出来ない人は多いのだろうなと思います。
残業が残業を呼ぶ。
休む時間が少なくなるから、ずーっと効率悪い状態で仕事してる。
残業しないと仕事やる気がないと思われる、昇進出来ないみたいな古い風潮がまだ残ってる会社もあります。
星の流れを見ても、そんな時代遅れの会社に将来性は無いと思った方が賢明です。
そして、慣れない状況に苦痛や不安、苛立ちを感じるのもまた人間なので、
受動タイプの人は深く考えるということを苦手と感じて避けたくなるし、
能動タイプは考えられない、動けない状態に苛立ちを感じたりするのです。
なので、両方をバランス良く使いこなしている人はそう多くはないと思いますが、
エネルギーを動かすにはとにかくバランス良く使うことが全てです。
シーソー?みたいな?交互に力を加えなきゃ動かない。
波動が高くても、エネルギーが大きくても、状況を変えるためには動かせなきゃ意味ないの。
誰でも、説明した流れの中のどこかが苦手である可能性があります。
- 直感やインスピレーション、ワクワクがよく分からない人
- 考えるのが苦手な人
- 頑張れない人
- 逆に頑張り過ぎる人
そこを改善すれば、エネルギーの流れは良くなります。
物事が動くのが早くなる。
改善のポイントは「やってみて、慣れる」それしかない。
ちなみに、能動タイプ(左脳タイプ)の方が、幸福度が高いと言われているようです。
これは、受動タイプが「原因を追求し、改善策を考える」のを苦手とするためだと思われます。
原因を知り、根本を解決しなければ、やはり物事は変わらないのです。
それを苦手とする受動タイプは、同じ失敗を繰り返す傾向があるので、
改善する力を持つ左脳タイプの方が、幸福度が高いと言われるのでしょう。
こちらのサイトで右脳左脳のバランスをチェック出来ます。
わたし自身は能動過多なので受動シーズンは苦手です。
頭の中に「どうしよう」という言葉が出てきたら考えるのを止めることにしました。最近。
色々スムーズになりました。いい感じです。
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