20日、4時52分、天秤座で上弦の月。
☽月・天秤座27度、否定的な体験を肯定する。
☉太陽・蟹座27度、人智を超えた「何かの」挑戦を受ける。
この☉太陽にはASC、小惑星ヴァルナ(約束の履行)とドラゴンヘッド(今世の課題)がコンジャクション。
根源的な生命エネルギーが壮大なヴィジョンを創造する。
♅天王星・牡牛座2度、天啓。啓示と破壊。
♂火星・水瓶座6度、求められた人物像を意識的に演じる。
これらがグランドクロスを形成し葛藤を生みます。
全体の意味の説明の前に、水瓶座6度を少し掘り下げます。
一般的な解釈では、社会とか他者とかそういった現実的なものに求められる人物像を演じるという様な解釈ですが、
サビアンシンボルはもともとアカシックリーディングで作られたものでもあるので、
わたしは「目に見えない存在」を含む、と思っています。
特に今回は、霊的な力が強調されたホロスコープであるので、誰に求められる人物像を演じるのか?
これは当然「目に見えない存在」になってきます。
これを「自分の周りの人間」と読むと、せっかくの流れが元の木阿弥です。
意味を総括すると、運命を受け入れる。
「運命」という言葉からイメージされるものは、人それぞれだと思いますが、
人生が上手くいっていない人ほど、受け入れにくい言葉だと思います。
わたしもそうでした。
「こんな人生があらかじめ決まっているなんて最悪だ」と。
しかし、気付いたのです。逆らうから辛いんだと。
運命は運命ですから、当然運命へ運ばれていくわけです。
それは川の流れのようなもの。
流されると、人は流されまいと流れに逆らうんですね。
だからキツくなる。
実際に川などで溺れた時にも、流れに逆らわない方が体力を消耗しないので生存率が上がるそうです。
流れに逆らうのではなく、その流れの中で最良の方法を見出していくこと。
流れに逆らえば、当然、物事は進み難い。
流れに沿った行動をすれば、上手くいく。
そしてこの「流れ」とは、生まれる前に成し遂げると決めてきたこと(運命)ですから、
「流れ」に逆らえば、自分が求めている何かに辿り着くことが出来ない訳です。
でも、あなたがどう思っていようと魂は運命の先に辿り着きたいのです。
だから流れに逆らえば逆らう程、運命は「流れ」を強めます。
28日、5時20分、水瓶座で満月。
☉太陽にはASC、小惑星ヴァルナ(約束の履行)とドラゴンヘッド(今世の課題)がコンジャクションしての皆既月食。
月食は「新たなはじまり」を意味します。
つまり、「約束を果たす時」が本格的にはじまります。
月食とは、地球の影が月にかかること。
月と太陽(の光)と地球(の影)で三位一体。
本来の自分を思い出すタイミングです。
前回の月食は、今年1月31日、獅子座で起こりました。
獅子座と水瓶座は対極にあるサイン。
どちらも「個としての在り方」を完成させる領域ですが、アプロ―チの方法が逆です。
獅子座は、自分の信念を確立させ、自分の落し所を見つけるサイン。
水瓶座は、他者との調和から、自分の落し所を見つけるサインです。
この時に完成した新しい自分が、この半年で顕在化しました。
顕在化した新しい自分の完成であると同時に、その新しい自分で、新たな世界を創るはじまりの時です。
いよいよ世界へ向けて、自分をアプローチしていきます。
グレートコンジャクション。
昨年10月、♃木星が蠍座に入り水瓶座の時代へ向けた本格的な変革の序章がはじまりました。
今年に入り、第1章「新しい自分へ生まれ変わる」が幕を開け、
現在、第2章が幕を開ける準備に入っています。
これから、本格的に抗うことの出来ないエネルギーの潮流が作られていきます。
この抗えない感覚がどこに現れるかは人それぞれです。
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