蟹座上弦の月ー情熱の炎を燃やし続ける


25日、0時35分、蟹座で上弦の月を迎えました。


春分を過ぎ、いつもならここからスタートダッシュを切るように1年がはじまるのですが、

今年はそうはいかないようです。


ASCとMCもアスペクトに含めると、乗り越えるべき壁を表すTスクエアが複数出来上がります。

ASC(アセンダント)は、外へ押し出すエネルギー

MC(エムシー)は内側に入るエネルギーです。

この両方に壁が出来ていますので、外にも内にも行けない状態。


火のサインに天体が集中していますので、情熱のエネルギーが渦巻いていますが、

これらの天体がほとんどスクエアで固められていて、情熱のエネルギーの行き場がないのです。

気持ちだけが先走って、とっても息苦しい星配置。



月は蟹座の3度。

忍耐力と意志のテスト


望みを現実化させるためには、

「ある一定期間継続して想い続けなければならない」

という法則があります。


これを試されている訳ですね。



宇宙の力は、意志の強い者に働きます。

ここに善悪の解釈はありません。

良いことでも悪いことでも、意志の強い者に力を与えます。


宇宙は意志の強さしか問いません。

出来るか出来ないかじゃなく、やるかやらないかを問われているのです。



困難な状況に置かれても、それを成し遂げる意志があるのか。

この宇宙からの問いに対する答えを、わたしたちは行動で示さなければなりません。


夢や理想を具体的に形にするための手段を探し、実行すること。

しかし、ここでは「意志を明確にすること」に主軸が置かれているため、

あらゆる手段を実行しては、またやり直す。作っては壊す。という状況にもなりやすいです。

この作業は、成し遂げる意志が弱いと出来ないものです。



この過程を通じて、宇宙に意志を示すと共に、夢や理想を実際に形にしていく方法を見出します。



23日から☿水星が逆行を開始。

♃木星も逆行中なので、余計に前に進まない感覚があると思いますが、

情熱の炎を絶やさず、困難に立ち向かい、成し遂げる力を養う時です。