時空を超えて過去を変えるー蠍座で太陽と木星のコンジャクション


23日、☉太陽が蠍座へ入りました。

本日26日、10月10日に蠍座に入った♃木星と☉太陽がコンジャクション(同じ位置)

その近くに☿水星

この3つの天体に♆海王星がトライン△(調和)



全体的に、♆海王星のエネルギーが効いています。

♆海王星は、"あちらとこちら"の境界線を曖昧にする。


☿水星は思考を司ります。

自分の思考を形作るのは過去の経験なので、過去の経験との境界線を曖昧にします。



つまり、過去への時空間の繋がりが強くなっているということ。

過去を、変える時です。



とは言っても、当然ながら、過去に起きた事実を変えることは出来ません。

厳密には、過去に経験した感情を変える(浄化)。


蠍座のエレメントは水。感情のエレメントであり、浄化のエレメントです。


「水に流す」という言葉があります。

「物事を相殺し、なかったことにする」こと。

これが「浄化」です。


ただ、「なかったことにする」のではありません。

「ある」と「ある」で相殺して「なくす」


過去の経験があったから今があるということに気付き、過去の苦い経験で伴った感情をなくす

過去の経験を、傷ではなく、糧とすることです。 



過去に引っ張られ足を取られる状態から、過去をバネに前へ進む力を作り出す。

無意識に沈む記憶の浄化。


この時のキロンは、魚座の25度「聖職の浄化」です。



ヘリオセントリックで見ると、♆海王星に♀金星と♂火星がオポジション(葛藤の配置)になるので、

男女関係での、記憶の書き変えも起こりやすい時。



☉太陽と♃木星がコンジャクションする度数を見ると、

過去の思い出にひきずられる心を、ふっきらなくてはならない。

出典:http://www.246.ne.jp/~apricot/sabian/sabianfr.html


とあります。



過去の感情を浄化することで、新しいものを呼び込む。

それが、☉太陽(自己)の♃木星(拡大)に繋がります。


「新しいもの」は物質的なものかもしれないし、精神的なものかもしれないし、何かとの出会いかもしれない。
それは人それぞれですが、過去の感情を手放すことで、新しい"何か"はやってくる。




< 具体的に過去を書き変える方法 >


・過去への物質的執着を捨てる断捨離
・過去を上書きする引きずっている記憶の場所に行って、新しい思い出を作る
・過去を振り返る現在に影響のある過去を知る


現在に影響のある過去を割り出す方法をこちらに記載しています。

まず、その過去が、現在に影響を及ぼしていると気付かなければ、手放すことも出来ません。

現在に影響のある過去に気付くことは、手放しの第一歩です。



過去を書き変えれば現在が変わり、現在が変われば未来が変わる。