蠍座上弦の月 / 水瓶座満月ーどんな困難も乗り越えて、新しい世界へ降り立つ


7月、ヘリオセントリックのトランシットで1カ月に渡り形成されているグランドクロスと、獅子座新月。 

たくさん葛藤があった方もいると思います。


 このふたつが象徴するのは、本当の自分に還ること。

そのエネルギーは、生易しいものではありません。



[7月31日0時23分、蠍座で上弦の月]

本当の自分へ回帰する時、必ず通らなければならない道があります。

それは、自分の心の奥です。心の奥の、さらに先。

普段は光の当たらない、深い深い場所。

そこは、閉じ込めて忘れた振りをしていた想いがたくさん詰まった場所。

だから、そこに降りると痛いんです。ものすごく。

だけど、本当の自分はその先に在る。


蠍座7度。そんな、心の深い場所へ誘うようなシンボル。

蠍座のルーラーは♇冥王星です。

破壊と再生のシンボルですから、ただ痛いだけではありません。

その心の奥から帰った時には、必ず、大きな変化を起こす何かを手にしているはずです。



 8月8日、この日はライオンゲートと呼ばれ、地球が銀河の中心と一直線となり、宇宙の根源と繋がる日。 

そこは、本当の自分が在る場所です。


 頭で考えてわかる事ではないので、ただ、そこに意識を向けてみて下さい。 

本当の自分を取り戻すことを、意識してみて下さい。 



同時に8月8日3時10分、水瓶座満月

天と地が繋がって、新しい世界が開かれる。


この日のジオセントリックのトランシットではYODが形成されます。

YODは神の指先とも言われ、頂点となる星の反対に位置する2惑星が、頂点にある星のために全力で働くという特殊なアスペクトです。


☉太陽を頂点に、♆海王星と♇冥王星が150度でYOD

深層世界(♇冥王星)から持ち帰った未来のヴィジョン、夢(♆海王星)を自己(☉太陽)を発揮していくために使う。


 ひとりひとりが、自分を発揮していくことが、結果、他者との調和、そして全体の調和に繋がります。

 幾何学模様の円の様に、 ひとつの円は全体の一部として調和していきます。



変化のエネルギーが立て続けに到来しますので、ライオンゲートを抜けて、8月14日頃まではなかなかスムーズに進まない感覚があることもあるかもしれません。 

大きな変化の前には、大きなエネルギーが動きます。 

エネルギーを感じられなくても、地球上のすべてがそのエネルギーを受けています。 

そのエネルギーが体に馴染むまで時間が掛かるものです。  

エネルギーの現れ方はひとそれぞれですが、思うようにいかない感覚があったら、

まずは自分を養う時間を取ることが大切です。 

 それが、結果的に前に進む力になります。